東京には数多くの建物が立ちならび、なかにはアスベストが使用されている建物も存在しているかもしれません。安心な生活を送るためには、信頼できるアスベスト調査会社の選定は不可欠です。そこで本記事では、東京でおすすめのアスベスト調査会社2社を紹介し、安全な環境づくりの手助けとなる情報を提供します。
デイラボ
デイラボの基本情報
会社名 | 株式会社デイラボ |
住所 | 〒136-0071 東京都江東区亀戸2-3-6 |
MAP | |
電話番号 | 03-3684-6110 |
デイラボは、分析実績50,000検体を超える業界トップクラスのアスベスト調査会社です。ここでは、デイラボの特徴について解説します。
1DAY納品
デイラボでは、分析結果を1日で届ける1DAYプランを提供しています。1DAYプランは分析受付から24時間以内に分析結果報告書をメールで電子納品する最速プランです。1DAYプランでは複数の分析者によるクロス分析を採用しているため、高精度で間違いのない分析結果の提供が可能です。
また、分析試料のお渡し方法は、郵送と直接持込の2種類から選べます。デイラボは業界内において「アスベストの駆け込み寺」と呼ばれています。
安心の分析技術
デイラボでは、すべての検体に対して2名以上の有資格者によるクロス分析をおこなっています。日本環境測定分析協会認定のアスベスト分析インストラクターが在籍しているため、安心かつ確実な分析結果の納品が可能です。
また、デイラボは、国内最大級の設備と業界最高クラスを誇る高性能機器により、大規模工事物件の調査にも対応しています。
1ページ完結の報告書
デイラボが提供する分析結果報告書の最大の特徴は、試料の外観写真・断面写真・層別分析がすべて1ページに完結していることです。デイラボでは、豊富な現場調査の経験から層別にアスベスト含有割合を詳細に記載しています。
結果報告の正確性と迅速性は、鹿島建設や大林組、清水建設や大成建設、竹中工務店など日本を代表するスーパーゼネコンのお墨付きです。
アクセスの良い立地
デイラボは、亀戸駅徒歩8分、錦糸町駅徒歩10分、東京駅から約15分の好立地に位置しています。また、錦糸町ICから約4分のアクセスで、時間コストの削減にも繋がる立地です。
デイラボは、高性能分析機器・オリジナル分析機器・多数の有資格者・国内最大級の設備・優れた立地で、迅速かつ丁寧に対応する体制を整えています。
ユーロフィン日本総研
ユーロフィン日本総研の基本情報
会社名 | ユーロフィン日本総研株式会社 |
住所 | 〒192-0081 東京都八王子市横山町25−6 ザイマックス八王子ビル 6階 |
MAP | |
電話番号 | 042-649-0905 |
ユーロフィン日本総研は「分析で社会に貢献する」という想いから正確な分析結果を提供するアスベスト調査会社です。ここでは、ユーロフィン日本総研の特徴について解説します。
ユーロフィンが掲げるミッション
ユーロフィン日本総研は、分析で社会に貢献する想いでアスベスト分析をおこなう企業です。分析結果の重大性を認識し公定法の反復に留まらず、人為的ミスの排除やISO/IEC17025認定の取得などに取り組んでいます。
納期に応じた分析メニュー
ユーロフィンでは、アスベスト分析に特化した存続スタッフが多数在籍し、ITを活用したシステム合理化を進めることで、納期に応じた分析メニューを用意しています。
ラインナップは、特急・快速・標準・長納期の4つに分かれています。定性分析のみの場合、特急では1営業日納品・快速では2営業日納品・標準では5営業日納品・長納期では10営業日納品がそれぞれ可能です。
人に依存しない分析
ユーロフィンでは、個人の力量に依存しない分析フローの構築に力を入れています。ユーロフィンであれば、安定した分析品質を担保し、異なる分析結果を組み合わせて総合的に判断した分析が可能です。
有資格者が多数在籍
ユーロフィンには、建築物石綿含有建材調査者・アスベスト診断士・石綿分析技術評価事業のAランク保有者・環境計量士・作業環境測定士などの有資格者が多数在籍し、安定かつ正確な分析結果を提供しています。
月10,000検体以上を分析するキャパシティー
ユーロフィンは国内トップレベルの分析設備を保有し、品質の担保・短納期の実現・月10,000検体超のキャパシティー確保を実現しています。また、IT技術を活用したネットワーク化を進めることで、人為的ミスの排除を徹底しています。
分析工程のオートメーション化
ユーロフィンでは分析の効率化と精度向上を目指し、分析工程のオートメーション化を推進しています。分析工程のオートメーション化は、作業効率の向上とヒューマンエラーの低減を実現し、納期の短縮化を可能にしています。
業界最安値の低価格
ユーロフィンでは、バーコードを使用した検体管理や分析結果値の自動取込システムを導入し、管理効率を向上させることで業界最安値の低価格を実現しています。
ISO/IEC17025取得企業
ISO/IEC17025とは、試験所が正確な測定・校正結果を生み出す能力があるを第三者認定機関が認定する規格のことです。ユーロフィンはISO/IEC17025にもとづくアスベスト分析の試験所として、日本適合性認定協会より認定を取得しています。
アスベスト調査報告の流れ
アスベスト調査会社への依頼
アスベスト調査は、建物の解体や改修時に欠かせない手続きです。アスベスト調査の際は、調査資格をもつ専門会社に依頼し、段階を踏んで正確な調査が行われます。
まず、アスベスト調査は専門の会社に依頼することから始まります。アスベストは目に見えないリスクをはらんでいるため、専門的な技術と知識が必要です。
多くの調査会社は公式サイトや電話で依頼を受け付けており、調査にかかる費用や期間も事前に確認できます。建物の規模や調査の範囲によってコストは変わるため、いくつかの会社から見積もりを取るのが一般的です。
書面・図面調査
調査が始まると、まずは建物に関する書類や図面を調べます。建物の設計図、仕様書、建築確認申請書などが対象となります。
これらの書類には、建物がいつ建てられたのか、どのような材料が使われているかが記載されています。アスベストの使用が疑われる場合、特定の材料や場所が注目されます。
とくに、2006年9月1日以降に建設された建物では、アスベストの使用が法律で禁止されているため、書類の内容が調査の大きな手がかりとなります。この日以降に建てられた建物であることが確認できれば、現地調査を行わずに終了する場合もあります。
現地調査
書面や図面だけではアスベストの有無がはっきりしない場合、現地での目視調査が行われます。現地調査では、建物の内外を詳しく確認し、アスベストの疑いがある箇所を特定します。とくに、天井裏や地下部分など、普段目に触れない箇所もしっかり調べます。
アスベストの存在が疑われる場合、サンプルが採取され、専門機関でさらに詳しい分析が行われます。現地調査によって、アスベストが確実に確認できた場合は、サンプルの採取を省略し、次の段階に進むこともあります。
分析調査
現地調査で採取したサンプルは、専門の検査機関で「定性分析」と「定量分析」の2つの方法で調査されます。まず「定性分析」が行われ、サンプル中にアスベストが含まれているかどうかを調べます。
この分析では、アスベストが0.1重量%を超えて含まれているかが判断基準となります。使用される方法には、偏光顕微鏡やX線回折装置などを用いる国内規格「JIS A 1481」があります。
必要に応じて「定量分析」も行われます。定量分析では、アスベストの含有率が具体的に何パーセントかを測定しますが、通常の工事であれば定性分析のみで完了することが多いです。分析結果に基づいて、建物の安全性や対策が検討されます。
報告書作成
すべての調査が終了すると、最終的に報告書が作成されます。この報告書には、調査の内容や結果、アスベストの有無が記載されており、労働基準監督署や自治体に提出します。
提出方法は、国の電子システム「石綿事前調査結果報告システム」を利用するのが一般的です。このシステムを使えば、オンライン上で報告書を提出できるため、手続きがスムーズに進められます。
電子システムを利用するには、事前に「GビズID」を取得しておく必要があります。IDが取得できていれば、システムにログインして報告書を提出するだけです。利用方法や操作手順については、公式のマニュアルを参考にするとよいでしょう。
また、システムを利用すれば労働基準監督署と自治体の両方に同時に報告することが可能です。万が一、システムの利用が難しい場合は、紙での提出も認められています。その際は、環境省のサイトから必要な書式をダウンロードし、記入後に郵送で提出することができます。
このように、アスベスト調査には書類の確認から現地調査、分析、そして報告書の提出まで多くの工程が含まれます。各ステップで専門知識が必要となるため、信頼できる調査会社に依頼することが非常に重要です。
まとめ
今回は東京でおすすめのアスベスト調査会社2社について解説しました。デイラボは確かな技術力と迅速な調査で信頼を築き、ユーロフィン日本総研は国際的なネットワークを活かし、高度な専門知識を提供している企業です。どちらも厳格な調査プロセスでクライアントの安全を最優先に考え、的確な結果を迅速に提供しています。アスベスト問題は深刻であり、この2社はその解決に向けて高度な専門性を発揮しています。安心して任せられる信頼性の高いサービスを提供するデイラボとユーロフィン日本総研は、東京においてアスベスト調査における重要なパートナーであることは言うまでもないでしょう。アスベスト調査会社選びでお困りであれば、ぜひこの記事にある2社を検討してみてください。
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