家や建物を解体するときや、リフォームなどの工事を行う際、事前にアスベストの調査を実施することが義務化されています。そのため、解体費用やリフォーム費用に加え、アスベストの調査費用が追加でかかってしまいます。そこで、今回は、アスベスト調査にかかる費用相場や費用の内訳について見ていきましょう。
アスベスト調査費用の相場
家や建物を解体するときは、建物の構造や階層によって解体費用が異なります。従来であれば建物自体の調査費用に加え、解体費用を支払うことで、専門業者に解体してもらうことが可能でした。
しかし2022年に法改正が行われ、建物の解体工事やリフォーム、リノベーションを行う際に、事前にアスベストに関する調査結果を報告することが義務付けられたのです。そのため従来の建物調査費用や解体費用、リフォーム費用に加え、別途アスベストの調査費用がかかるようになりました。
とはいえ、建物を解体したり、家をリフォームしたりする際は、できるだけ費用を抑えたいでしょう。また、実際にどれくらいの調査費用がかかるのか具体的にはわからない方も多いのではないでしょうか。
アスベストの調査にかかる費用相場は、7万~13万円となっています。もちろん、依頼する業者や、建物の規模によって、費用は変わるものの、おおむね7万~13万円で調査してもらえます。
法改正されるまでは、アスベストの調査結果を報告する義務はなかったので、7万~13万円ほどの費用を支払う必要はありませんでした。しかし、アスベスト調査の結果の報告が義務化されたことにより、建物の解体やリフォーム、リノベーションを行うときは、追加で必要になることを留意しておかなければなりません。
調査費用の内訳
アスベストの調査費用の相場は7万~13万円となっています。調査結果の報告が義務化される前までは、必要なかった費用であることから、高いと感じる方もいるでしょう。また、7万~13万円のうち、どのようなところにお金が使われていて、どういう内訳なのか気になる方も多いのではないでしょうか。
アスベストの調査費用の相場は7万~13万円であり、そのうち、2万~3万円が図面調査という事前調査となっています。図面調査は、建物の設計段階における図面をもとにしたり、既存建物を計測し図面をつくったうえで、その図面をもとに調査したりするものです。
ただ、2022年4月以降については、図面調査のみでアスベストの有無を判断するのは禁じられていることから、現場における目視調査が必要となります。目視調査のかかる費用は、2万~5万円が相場となっています。
目視調査については、建物の大きさや階層などによって費用に差が出ることが一般的です。通常、建物が大きくなればなるほど、チェックしなければならない箇所が増えることから、その分調査費用が高くなります。
また、アスベストの調査では、図面調査や目視調査だけでなく、分析調査が必要になるケースも少なくありません。仮に現場調査において、アスベストの有無を確認できなかった場合は、建物の一部をサンプルとして持ち帰り成分を分析する必要があります。
成分分析に係る費用は3万~5万円となっていて、事前調査よりも確度が高いのが特徴といえるでしょう。とはいえ、成分分析には時間とお金がかかることから、事前調査よりも費用が高くなることが一般的です。
調査費用を安くするポイント
2022年4月より、建物の解体やリフォーム、リノベーションを行うときはアスベストが含まれているかどうかの調査を実施して、その調査結果を報告しなければならないようになっています。
しかし、アスベスト調査には、約7万~13万円の費用が必要であることから、できるだけ費用を抑えたいと思う方がほとんどでしょう。とはいえ、具体的にどうすれば調査費用を抑えられるのかわからない方が多いのではないでしょうか。
アスベストの調査にかかる費用の負担を抑えるには、補助金を活用するのがおすすめです。自治体によって、補助金制度の内容や条件は異なるものの、アスベストの調査に対して一定額を補助してくれます。
また、補助金を活用するだけでなく、アスベストの調査を得意としている業者に相談するのもよいでしょう。アスベストの調査に慣れている業者の場合、効率的に調査を行えることから、その分費用が安く抑えられるケースも少なくありません。
さらに、実際に依頼する業者を選ぶときは、できるだけ複数の業者から見積もりを取り、価格を比較することをおすすめします。複数の業者から見積もりを取り、一番安い業者に調査を依頼することで、結果的にお得にアスベストの調査を行えます。
まとめ
建物の解体やリフォーム、リノベーションを行うときは、建物にアスベストが含まれているかどうかを事前に調査して、調査結果を報告しなければなりません。しかし、アスベストの調査には、約7万~13万円の費用がかかり、想像以上に高いと感じる方もいるでしょう。できるだけアスベストの調査費用を抑えるには、自治体の補助金制度を活用することをおすすめします。そのほか、アスベストの調査を得意としている業者に依頼したり、複数の業者から相見積もりを取ったりして、競わせるのもよいでしょう。
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引用元:https://northk.jp/lp/
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